
活動内容
5つの柱で、いのちをつなぐ
私たちの活動は、保護から譲渡までで終わりません。動物を「救う」ことに加え、人と動物が最後まで一緒に暮らせる社会をつくるための取り組みを、5つの柱で進めています。

救う
行き場を失った犬・猫を保護し、新しい家族との出会いをつないでいます。
行政の愛護センターや多頭飼育崩壊の現場、路上で衰弱していたところを保護された子など、当団体が受け入れる経緯はさまざまです。共通しているのは、そのままでは行き場がなかったということ。
受け入れ後はまず健康チェックと必要な医療ケアを行い、ワクチン接種・不妊去勢手術を済ませます。並行して、人と暮らすためのトレーニングを一頭ずつのペースで進めていきます。
譲渡は「渡して終わり」ではありません。ご家庭に迎えていただいたあとも、しつけのご相談や飼育状況の確認を続け、その子の一生に伴走します。
>フォスターファミリー
譲渡先が決まるまで、ご家庭で一時的に預かってくださるボランティアです。フード・医療費・必要な物品はすべて当団体が負担します。施設では得られない「家庭での経験」が、その子の未来を大きく変えます。
→一時預かりについて相談する
ふれあう
高齢者施設や児童施設を訪問。認定を受けた犬たちとボランティアによる、動物介在活動です。
保護された犬たちが、今度は人を支える側にまわる。それが私たちの動物介在活動です。訪問先では、犬をなでる、名前を呼ぶ、一緒に歩く。そんな時間が、言葉以上のはたらきをすることがあります。
訪問する犬は、性格評価と健康管理の基準を満たした「認定犬」に限られます。ボランティアハンドラーも研修を修了した方のみが参加します。

育む
犬とのふれあいを通じて、命の大切さや思いやりの心を学んでもらう教育活動を行っています。
小学校や幼稚園にお伺いし、犬とのふれあいを通じた「いのちの授業」を行っています。心臓の音を聴診器で聴いてみる、そっと抱いてみる。生きているということを、頭ではなく体で知ってもらう時間です。
「この子にも、心臓が動いてる」。子どもたちのその一言が、動物福祉のいちばん確かな出発点だと考えています。

伝える
人と動物がより快適に共生できる社会を目指し、その大切さを様々なかたちで発信しています。
「飼えなくなった」の多くは、突然起きるわけではありません。しつけの悩み、近隣とのトラブル、飼い主自身の入院。そのどこかで手を差し伸べられていれば、防げた別れがたくさんあります。
私たちは、動物を「保護する」だけでなく、「手放さずにすむ」ための支援に力を入れています。

知らせる
皆さまからのご相談に対応するとともに、動物福祉に関する情報提供を行っています。
「近所に痩せた猫がいる」「飼えなくなりそう」「迷子になってしまった」。どこに相談すればいいかわからない、という声を数多くいただきます。
解決までお手伝いできないこともありますが、まずは状況を伺い、適切な窓口や取るべき手順をお伝えすることはできます。ひとりで抱え込まないでください。
